通帳の記帳を見せてと言われても母国にはないし・・・

相手の国籍:中国
事前にインターネットで調べていると、かなり手強そうな印象を受けた「日本人の配偶者等」の在留資格取得。
偽装結婚も多いんだろうから、仕方ないと思いながら、絶対一発で通してやる、と意気込んで準備しました。
特に時間がかかったのは、「質問書」です。
「出会いから結婚に至るまでの馴れ初め」について書かなければならないのですが、私たちは出会ってから結婚まで10年もかかりましたので、付き合っている間に一時期別れたこともありました。
信ぴょう性を持たせるためにも、このようなエピソードも入れ込みながら書いていると、A4サイズの用紙4枚分になってしまいました。
ただ、この内容がかなり重要というふうにネット情報で見ていたので、かなり力を入れました。
その甲斐あってか、初回提出した資料には全て不備はなかったのですが、提出から2週間後、入国管理局の方から電話が入りました。
内容は、「夫婦の収入についての追加質問」です。
当時、私は専業主婦で、夫は母国の企業に務めていました。つまり、日本での収入は0円です。
夫は、かなり時間の融通が利くお仕事だったため、日本と母国を行き来しながら働きます、というふうに説明しました。
しかし、その口頭説明だけでは納得してもらえず、母国での毎月の給与振込が確認できる通帳コピーを提出するように言われました。
ただ、夫の母国では、「通帳記帳」などという概念はほとんどなく、皆ネットバンキングを利用しています。
それを話したところ、ネットバンキングの画面でも良いとのことでしたので、その部分をスクリーンショットしてプリントアウト、まとめて再提出しました。しかも、できるだけ情報量が多いほうがいいとのことで、過去1年分まで遡ってプリントしたので、結構な枚数になりました。
結果、それを認めていただき、無事にビザを取得することができました。
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