2019-07-29

就労ビザの手続き、まだまだ課題が多い

kadai

私は日本とオーストラリアにオフィスをもつ、旅行代理店とホテルで働いています。

私は日本人の人事担当ですが、私の社長は日本でビジネスを展開しているオーストラリア人です。

昨年度、雇いたい外国人の就労ビザの手続きをしました。

まず一番苦労したことは、すべて日本は紙ベースであること。例えばオーストラリアやカナダのビザ申請はすべてネット上で出来ます。

しかし日本はまだ紙ベース。すべて紙をプリントアウトし、サインをし、そしてハンコを押す。私の社長のハンコがオーストラリアのオフィスにあったため、サインで良いかと聞くとハンコでないとダメだとか。

まだそこまでは良かったのですが、審査の合否を知らせる方法も、郵送。

私の会社のボスはオーストラリア人で、夏の間はオーストラリアに帰国してしまします。オフィスに誰もいない状態が続く中で、郵送で結果を送られても、確認できる人がいませんでした。

そこで、メールで合否を知らせてくれないか、とお願いすると、それは出来ないとのこと。ではせめて海外のオフィスに送ってもらえるかと聞いたところ、それも不可。

なぜ日本は先進国なのに、入国管理局オフィスや、大使館はとてもとても遅れています。

その次に苦労したことは、入国管理国、大使館の人が英語でコミュニケーションが十分に取れていないこと。

先に結果をお話すると、残念ながら私たちの出した就労ビザは落ちるという結果になりました。

そこで私の社長が大使館に理由を聞きに行ったのですが、コミュニケーションが取れず、私に電話がかかってきました。

日本に住む外国人は日本語を話すべき、という議論も分かります。しかし、大使館や入国管理国の人はせめて、英語力を重視して人を雇うべきでは無いでしょうか。

あと、行政書士の数が少ない。行政書士の数はとても少なく、予約もなかなか取れませんでした。

社長が理由を聞きに行ったときに教えてもらえたことが、私たちは書類の書き方が適切でなかったとか。

しかしその書類の書き方はいわゆる暗黙の了解で、公表されていません。ですので、最終的に行政書士さんを利用するしかないという結果になり、再度行政書士さんを通して予約したところようやくビザが通りました。

就労ビザの手続き、まだまだ課題が多いと思いました。

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